Google広告「カスタマー マッチリストのアップロード」

Google広告「カスタマー マッチリストのアップロード」

Google広告で「カスタマー マッチリストのアップロード」という機能があります。

これは、顧客から提供された連絡先情報をもとに、効果の高い広告を既存の顧客、または新規見込み客に表示できるものです。

cookieの利用規制が各国で厳しくなってきています。日本はまだ、cookie制御は欧州などと比べて緩いのですが、cookieが利用できなくなると当然広告のターゲティングの精度は低下してしまいます。そこを補う１つの機能が「カスタマー マッチリストのアップロード」です。顧客情報をアップロードすることで、類似ユーザーとして、新しい見込み客にリーチすることが可能となります。

この顧客リストはGoogleアカウントである必要があります。アップロードする項目としては、「Gmailアドレス」「姓」「名」「国」「郵便番号」「電話番号」となります。テンプレートに従い、CSVデータを用意します。

アップロードされたデータはGoogle側で暗号化され、文字列として管理されます。

教育や、政府機関など業態によっては使用することができないことがあるようです。

個人情報を扱うので、各企業でのポリシーに準拠する必要があります。

顧客からのデータを吸い上げたいGoogle側の思惑もあるように感じますが、cookie対策としては今後日本においても、重要な機能になってくると思われます。